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TOEIC の問題を解くことへの飢え

 

マニアックな記事、いきます。

 

coolpoko

 

ここ最近は取り立てて TOEIC 対策なるものは行っていません。
それぞれ二日に一回のペースになりつつありますが、

 

・「ウーゴ」こと『ウルトラ語彙力主義』を一周
・『新公式問題集』のどれかの Part 3, 4 音声を1.5倍速で一周

 

は行うようにしているため、まったく触れていないわけでもないという状態です。

 

ただ、英語に触れる機会はできるだけ減らさないように意識はしており、
問題集や模試をゴリゴリ解くことは行わず、別の素材を使用しています。

 

先日の1月のTOEIC公開テストを受験したときや
学校の授業で使用する問題を見ているときに思ったのが、

 

「問題を解き、そこから学びを得ることは楽しい」

ということです。

 

本番ではほぼ見たことのない問題が出ます。
まず初めての問題に出会うことだけで嬉しいのです。
「今回はどういうことを問うものを出してくるのか」が
ワクワクするとでも言えばいいのでしょうか。
(こいつはやばい、という方はここで記事を閉じることをオススメします)

 

新しいポイントや語句が問われると、
「ここは前に学んだ」とか「ここは抜けてた」とか発見があります。
前者はポジティブな気持ちに、後者はネガティブな気持ちになりますが、
どちらにせよ、学びであることには変わりがありません。

 

ですから、楽しくて仕方がないのです。
2時間の試験が終わったあとは疲弊しますが、
それでも、もう1セットはいけるぜ、という状態ですね。

 

そして、学校で使用する問題は初見でないものが多いものの、
「こういう語句がこの組み合わせで使われるか」など、
見たことのある問題であっても、発見はやはりあるものです。

 

昔もこの気持ちはあったのですが、普段 TOEIC に費やす時間が減ったことで、
新しい問題に対する気持ちが強まったと言えるかもしれません。

幻の名著「ウーゴ」(=ウルトラ語彙力主義)を始めました

新年一発目の Twitter でのつぶやきに以下の写真を添付しました。

 

 

『DUO 3.0』は散々言っているので違和感はありませんが、見慣れない一冊がありますね。
ピンク色の一冊は「ウーゴ」こと『新TOEIC TEST ウルトラ語彙力主義』です。
TOEIC界のカリスマとしてお馴染みの神崎正哉先生の名著。
現在、日々持ち歩くものとして、日課として取り入れているものです。

 

この本は2007年の発売で、すでに絶版となった一冊です。
もともと持っていたわけではなく、Amazonのマーケットプレイスで入手しました。

 

名著であるにもかかわらず絶版になったのは何か理由があるとは思います。
いい本なのに手に入れられないのか…というご心配は無用です。
『神崎正哉の 新TOEIC TEST ぜったい英単語』として発売されています。

TOEIC_ぜったい英単語

内容もリニューアルされており、コンパクトなのですが、あえて旧版を選びました。

 

「なぜこのタイミングで「ウーゴ」を?」
「いまさら単語帳に取り組むの?」
「わざわざ旧版を?」

 

など思われるかもしれません。
狙いや取り組み方などが気になる方はいらっしゃるのかわかりませんが、後日まとめます。
決してノリで買ったわけではありません。

あの神崎正哉先生からの挑戦ー第196回TOEIC公開テストに向けて

昨日の TOEIC SW の試験会場でご一緒した方の中に、
TOEIC界の大御所である神崎正哉先生がいらっしゃいました。

 

神崎正哉_花田塾

 

そこで、翌週のTOEIC公開テストの話になり、
「満点を取得し続けることの難しさ」あたりを話していたところ、
神崎正哉先生がさらっと次のようなことをおっしゃいました。

 

「もうさ、対策はいいんじゃないの?」
(あの爽やかな笑顔で)

 

「え?」

 

となりました。
そして、もちろん理由を聞きましたとも!

 

ぼくの今までの満点取得時の話を神崎先生が聞いて、

 

  • 事前の対策(例、1日1模試)
  • 執念

 

が合わさったときに取得できている、と分析されていました。
執念とは「取れなければ、何かをやめる」のような覚悟です。

 

そこで、今回に関しては、執念は強く抱きながらも、

「日々英語には触れるものの、特化型の対策はやめてみたら」

というご提案でした。

 

「いやー、神崎先生レベルだから、対策なしでなりたっているのでしょう」
というお話もしたのですが、せっかくですので挑戦してみます。

 

照準を990点に合わせることは変わりなく、
普段触れる英語の中で、TOEICが求める理解度や正確さ、スピードなどを
意識しながら、学習を進めてまいりたいと思います。

 

これによって「TOEIC対策とは何ぞや」という質問に対する
答えの視野が広がるような気がしています。

 

具体的な内容は別途記事にいたしますね。

 

 

なお、このように取り組むと決めたのはぼくで、
神崎先生から強要されたわけではございません。
また、それによって結果が出なくとも、神崎先生のせいにはいたしません。笑

ひさしぶりに『新TOEIC TEST 読解特急3 上級編』を解いてみた

高地トレーニング」の一冊、として、TOEIC学習者からは認識されている次の本。
ひさしぶりに解いて、解く目的がはっきりしていれば、素晴らしい一冊としか言いようがありません。

 

特急_読解特急3

 

初めて取り組んだときの衝撃は今でも忘れられません。
(ですので、この本は万人にオススメはできませんのでご注意を。お気軽にご相談してください!)
この本に取り組んだ頃は、すでにリーディングでハイスコアを取得していたため、
負荷がかかると言っても、それほどではないだろう…と思っていました…。

 

ところがどっこい。

 

  • 文章が長く、ところどころ複雑な英文
  • 文章が article(記事)中心
  • 設問5問

 

聞くだけでハードさが伝わってくるでしょう。
英文の内容が現実に基づいていて興味が持てる分、まだマシという感じです。
ぼくはここに加えて、設問には目を通さずに一気に読み通して、

 

「文章の内容を記憶(リテンション)できているか」

 

という負荷をかけるようにしています。
この数問が読み終わるまでは文章の内容を記憶に刻み込む、
という短期記憶を最大限使うべく、訓練を重ねているわけです。

 

まだまだ問題数を多く重ねられていないわけですが、
少しずつ9月の公開テストに照準を合わせていきます。

第4回花田塾チャリティーセミナーの参加レポート

GWまっただ中の日曜日に100人以上もの英語学習者が集結しました。
昨年(レポートはこちら)に引き続き、

花田塾チャリティーセミナー

に参加してまいりました。

第4回花田塾チャリティーセミナー

13:00から17:30まであっという間の熱い時間でしたね…。振り返るだけで気持ちが高まります。

 

さて、概要は以下の通りです。

 

  • リアル「ドリーム特急」体験?!  Part 2演習(花田徹也先生)
  • Listening 力を伸ばすための OJiM 理論〜キモチを込めた音読の実践的方法〜(OJiM監督)
  • 「ing か ed か、それが問題だ」(TEX加藤先生)
  • Part 7 攻略術&勉強法(神崎正哉先生)
  • Part 5 演習&解説〜豪華講師陣による解説バトル〜(全員)
  • Q &A セッション&座談会(全員)

 

はて、どこまでネタバレがよいのやらわからないのですが、
ほどよい程度にレポートさせていただきたいと思います。

 

リアル「ドリーム特急」体験?!  Part 2演習(花田徹也先生)

花田徹也先生

花田先生曰く、「Part 2 は生きた会話表現が学べる」とのこと。
単なるスコアアップだけではなく、より実りのある学び方をしよう、というメッセージでした。
問題演習はいくらでも自分でできるので、問題作成者の気持ちになるという面白い取り組みでしたね。

TOEICの素材の中で、会話力を伸ばすのにうってつけなのは Part 2 だと改めて感じています。
自分ならば、どのように答えるか。
相手は悠長に待ってはくれませんから、タイムプレッシャーをかけながら取り組むとよさそうです。

 

 

Listening 力を伸ばすための OJiM 理論〜キモチを込めた音読の実践的方法〜(OJiM監督)

今回のゲスト。人気TOEICブロガーのお一人です。
自分のスコアと体験から、どのようにリスニング力を高めていったかを詳しく。
「英語は聞こえるとはなぜ?」
「英語は聞こえないのなぜ?」
というところから切り込んで、ものすごくリスニング力向上につながるお話をいただきました。

そして、リスニング力を上げるために監督が提唱している「キモチを込めた音読」の方法は、
今まで監督のブログでお話されていましたが、方法や手順を踏み込んでご説明いただいたので、
「音読×キモチ」という点において、もやもやしているところが明確になりました。

OJiM監督が後日記事にされるとのことでしたので、後々リンクを貼ろうと思います。

 

 

「ing か ed か、それが問題だ」(TEX加藤先生)

TEX加藤_花田塾

 

多くのTOEIC受験生が悩みがちの問題に焦点を当てた内容。
Part 5 で一番危険な「なんとなく」の解答を避けるためのコツを伝授いただきました。

初めて聞くアプローチがあり、「こういう考え方もあるのか」と衝撃的でした。
非常にわかりやすかったため、自分に落としこんで、他の方にも伝えられるようにしたいと思います。

 

 

Part 7 攻略術&勉強法(神崎正哉先生)

神崎正哉_花田塾

 

Part 7 のはずが参加者の眠気を感じ取った神崎先生は、
「椅子の上に立って、Part 3 のスクリプトをキモチを込めて5回音読する」
という、やや危ないアクティビティから始まりました。笑

本題は Part 7。「スピードリーディング」がテーマで、
速読力を高めるために、どのようなことに気をつけて学習をしていけばよいかというお話でした。
特に、練習時には文章としっかり向きあって、読解力の地力をつけよう、というメッセージは、
自分が学習時に大切にしているところなので、方法に確信が持ててよかったです。

 

 

Part 5 演習&解説〜豪華講師陣による解説バトル〜(全員)

第4回花田塾チャリティーセミナー全員

 

最後は講師とゲストが全員集まっての解説バトルです。
Part 5 の問題10問を4人が解説していくという面白い試みでした。
各先生の性格(笑)が出ていて、非常に興味深かったですね。
990点取得者であっても、解き方のアプローチがやや異なるんですね。

「自分だったら、このように説明する」と考えながら話を聞き、とても刺激的でした。
「わかる」「言語化できる」ことはやはり違うな、と改めて思いました。
言語化できるほど、自分の思考をクリアにしておくような復習が大事だと思います。

 

 

Q & A セッション&座談会(全員)

事前にOJiM監督にあてられた質問を、監督をはじめ、先生方がお答えするというもの。
扱われた話は以下の通りです。

 

・Part 7の解法や勉強法
・壁突破について(730突破、860突破、900突破、950点突破、990突破、お勧め本と使い方)
・勉強時間の確保について
・モチベーション維持について
・TOEIC愛について
・その他(Speaking、Part 2など)

 

有益な解答だらけだったのですが、一つだけどうしても共有したいことがあります。
それが「勉強時間について」のところでOJiM監督がお答えした内容です。

 

仕事の時間は削れない。削るのは趣味の時間。その分を学習にあてる。

 

ぼくはこのメッセージを多くの方に意識していただきたいと思っています。
TOEICに限らず、英語学習をされている方全員です。
これは優先順位の問題と言い換えてもよいと思っています。

 

英語が自分の人生において、どれだけ大事なのか。

 

おおごとに聞こえるかと思いますが、そこを甘く考えている人と出会うことがあります。
もしこの記事をここまでお読みの方は、自分の人生の中で英語の位置づけを考えてほしいですね。
ということで、熱くなりすぎて語りすぎてしまいましたが、以上です。

==========

最後に、前回の参加レポートの最後にも記しましたが、
花田先生がセミナー開催決定時に書いた言葉を引用します。

 

一時的にたくさんの支援をするよりも、被災地で頑張っていらっしゃる方々の姿を胸に刻んでずっと一緒に歩んでいこうという気持ちの方が大切なのではないでしょうか。

 

チャリティーセミナーに参加したのはまだ2回めですが、この支援の輪には今後も参加していきたいと思っています。
セミナーの最初に流れたこの曲を胸に留めながら。

ONE OK ROCK の「Be the light」。

豪華な講師陣!『新TOEIC TEST ドリーム特急 全パート実戦対策』

4月のTOEIC公開テスト直前に、衝撃的な一冊が発売されました。
何かと話題となる「特急シリーズ」に加わった新たな仲間です。

 

それが

新TOEIC TEST ドリーム特急 全パート実戦対策(朝日新聞出版)

です。

ドリーム特急

 

豪華な著者陣が各Partの問題演習を通じて、解くコツや目の付け所を示してくれます。
担当Partと問題数は以下のとおりです。

 

  • Part 1(7問)…森田鉄也先生
  • Part 2(10問)…花田徹也先生
  • Part 3(18問)…神崎正哉先生
  • Part 4(18問)…ヒロ前田先生
  • Part 5(40問)…加藤優先生
  • Part 6(12問)…濱崎潤之輔先生
  • Part 7(13問)…TEX加藤先生
  • 問題執筆…Daniel Warriner先生

 

問題が良質なのは特急シリーズでは当たり前ですから、心配する必要はありません。
問題の難易度としては総じて「普通」という印象でした。本番に出そうなニオイがします。
極端に簡単ものや難しいものは含まれていません。

 

真相は先生方に聞いてみないとわかりませんが、4月のTOEIC前に発売されたことから考えて、
4月に出そうな問題が収録されているのでは…という気がしています。
この真相は自分の目で確かめてくる予定です。
(あくまで予想なので、この記事を見て今からやる!という無茶をしても、自己責任でお願いいたします。笑)

 

 

そして、本書の見所として、

各Partの問題の前にある先生同士の掛け合い

があります。

 

分量として多いわけではありませんが、
「各Partに対してどのようなスタンスで臨めばいいのか」
がわかることでしょう。

 

あまりに名言が多すぎて、各Partについて引用してご紹介したいのですが、
ネタバレになり、楽しみが減ってしまうのでやめておきますね。
(ここだけでも立ち読みをされ…いや、買って読んでみてください。)

 

ということで、良質な問題に触れながら、豪華講師陣のTOEICへのスタンスを知りたい方には、オススメの一冊です。

 

 

とはいえ、ただ単に褒めちぎっても胡散臭いでしょうから、購入に当たって気をつけておきたいことも記しておきます。

まず、タイトルにもあるように、本書はあくまで「全パートの演習のための一冊」で、問題集だということです。
加えて、問題数のバランスに偏りがあることにも気をつけておきましょう。
「この一冊で十分な演習量が確保できる」と思ってはいけません。

正直、もう少しPart間の問題数の調整を行ってほしかったですね。
問題集としてはアンバランスさが気になります。

また、「あるPartを突っ込んで対策したい」という方は別の特急シリーズを購入されるとよいでしょう。
本書は、問題の解説は十分ですが、解くコツや目の付け所という観点ではやや浅いところがありますので。
(もちろんページ数の都合上、仕方のないことではありますが。)

 

次に、Partによって先生が異なるので、自分にとって「合う合わない」があるかもしれません。
そのときには合う先生が出されている別の本にあたって、解き方などを習得されることをオススメします。
「○○先生の考え方のほうが自分に合う」というのはざらにありますから。

 

そして、最後に、注意喚起です。(前の記事とやや重なるところがあります。)
先生同士の掛け合いや解説は読んでいて面白いです。爽快です。マニアにはたまりません。
ただ、だからといって、そこだけを何度も読んでいても、英語力やTOEIC力は上がっていきません。
本書は「実戦対策」ですから、繰り返して問題演習することが大切だと思います。

 

 

以上の情報が購入にあたっての参考になれば幸いです。
自分がどのように本書を使い倒したいのか考えた上で購入してみてくださいね。

2013年発売のTOEIC対策本ベスト3の発表です

前回の記事で、2013年に発売したTOEIC対策本の中で、ぼくが使用したものを一覧にしました。
このようにまとめた理由は今回の記事を書くためです。

ということで、独断と偏見で2013年のTOEIC対策本ベスト3を決めたいと思います。
※2012年はこちら
※2011年はこちら
※2010年はこちらこちら

まずは、第3位から!
ぼくの中での投票結果ですと、獲得票数が同じ本が2冊。
どちらかに絞ることができませんでした…。

 

第3位

新TOEIC TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問200(森田鉄也著/朝日新聞出版)

 

新TOEIC TEST パート3・4特急Ⅱ 出る問総仕上げ(神崎正哉、Daniel Warriner著/朝日新聞出版)

選出理由としては、Part 1,2/Part 3,4の対策を行う上では、
この2冊に敵うクオリティーのものがないと判断したためです。

難化傾向にあるPart 1,2の独特さを見事に押さえた「パート1・2特急Ⅱ」。
分量と内容とともに、本番同様のものが感じられる「パート3・4特急Ⅱ」。
両方に第3位をあげたいと思っています。

 

続いて、第2位です。正直、1位と2位は接戦でした。

 

第2位

新TOEICテスト 990点攻略(濱崎潤之輔著/旺文社)

HUMMERさんの解法を学ぶのであれば、『全力特急』を選出しようと考えました。
しかし、第2位の『990点攻略』は、満点を獲りにいくための、
最高レベルの解法を学べるということで、こちらを選ばせていただきました。

また、『全力特急』にはない、豊富かつ難しめの問題が収録されているところも選出のポイントです。
「これでもか」というくらい負荷のかかるところはやり甲斐もあり、本番が楽に感じられました。

レベルが高い一冊のため、この記事の読者全員にお勧めできるわけではありませんが、
ハイレベルを目指すのであれば、ぜひ挑戦していただきたい一冊です。

 

そして、最後は第1位。この本を手にしたときの衝撃は今でも忘れられません。

 

第1位

3週間で攻略 TOEICテスト 900点! (大里秀介著/アルク)

Tommyさんこと大里秀介さんの処女作ですが、
Tommyさんの復習の「型」が余すところなく公開されています。

「1回分の模試(問題)を、いかにして自分の知識とするか」がうまくプログラム化されているのがこの一冊です。
TOEICの問題「解答力」と「英語力」を上げるために必要な復習の仕方がわかると言ってもよいでしょう。

900点を目標とする一冊ではありますが、「このレベルを目指す人はここまでやるのか」ということを知るためにも、
できるだけ多くの方に使っていただきたい一冊と言えます。

また、ところどころに出てくる
・Tommy’s Image(=Tommyさんが問題を解くときの思考回路)
・From the Blog(=ブログから抜粋した激励の言葉や学習のポイント)
といったところも、多くの方に役立つ部分でしょう。

 

以上、porpor主催の「2013年のTOEIC対策本ベスト3」でした。
もしよろしければ、皆さんのベスト本もコメントでお寄せくださいね。

2013年に発売→使用したTOEIC対策本をまとめてみた(レビュー付)

2013年が終わりを迎えようとしています。今年も多くのTOEIC対策本が発売されましたね。
その中で、ぼくが使用した書籍をまとめてみたいと思います。
本のレビュー記事(本のタイトルをクリック)とともに、ご紹介しますね。
(まとめた理由は次の記事で明らかになりますので、お楽しみに。)

■新TOEIC TEST 全力特急 絶対ハイスコア(濱崎潤之輔、Kim, Dae-Kyun著/朝日新聞出版)

800点あたりのハイスコアを狙う方にはオススメ。参考書として使いたい。
独学で満点を取得されたHUMMERさんの解法を真似したいならこの一冊から。
特に、Part 7の解法は必見。

 

■1日1分!やさしく読める フィナンシャルタイムズ&エコノミスト(中村澄子著/祥伝社黄金文庫)

こちらもハイスコアを狙う方向け。
TOEICの素材に飽きた方やレベルの高い素材でPart 7の対策をしたい方には最適。

 

■1日1分レッスン!新TOEIC TEST 千本ノック!6(中村澄子著/祥伝社黄金文庫)

最新の傾向が反映されている一冊。Part 5,6問題集の定番です。
使用し始めるならば、新しい「6」から。
1月の試験の前に解いておけば、本番で類似の問題に出会う確立は高いでしょう。
それくらい威力のある、旬の一冊。

 

■3週間で攻略 TOEICテスト 900点! (大里秀介著/アルク)

Tommyさんの処女作。
一つの模試や問題をどのように深く復習するか参考になること、間違いなし。
ハイレベルの方が間違えそうな問題が多めに収録されている点も素晴らしいです。

 

■新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編(神崎正哉、TEX加藤、Daniel Warriner著/朝日新聞出版社)

特急シリーズの中の読解特急最新作。
ダブルパッセージに絞った対策ができる唯一の対策本ではないでしょうか。
問題のクオリティと解説の読みやすさは文句なし。

 

■新TOEICテスト 990点攻略(濱崎潤之輔著/旺文社)

HUMMERさんが990点を獲得するためにおさえてほしいポイントが詰まった一冊。
とても負荷がかかり、かつ効果が出る内容です。

 

■新TOEIC TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問200(森田鉄也著/朝日新聞出版)

Part 1,2を集中的に対策できる、数少ない一冊。
難化傾向にある2つのパートの難問が集まっているため、ハイレベルを目指す方にはうってつけ。

 

■新TOEIC TEST パート3・4特急Ⅱ 出る問総仕上げ(神崎正哉、Daniel Warriner著/朝日新聞出版)

Part 3,4を集中的に対策できる一冊。
前作とは異なり、本番に向けての実力確認に向く問題集でしょう。

 

■新TOEIC TEST 正解特急2 実践模試編(森田鉄也著/朝日新聞出版)

新書サイズで解ける模試。
以前別の書籍で使われた問題が、現在の傾向にあわせてバージョンアップ。

 

■頂上制覇TOEICテスト 究極の技術 トリプル模試(ロバート・ヒルキ、玉木史恵、トニー・クック、ガレス・モンティース著/研究社)
※まだTEST 3を解いていないため、レビュー記事はありません。

ここまで難しい、国内で発売されている模試は知りません…。
究極の高地トレーニングをしたい方にはぜひ挑戦していただきたいですね。

 

■TOEICテスト Part 5 できる人、できない人の頭の中(TEX加藤著/アルク)

斬新なPart 5,6対策本。二人の奥様の掛け合いは必見です。
内容もさることながら、取り上げられている問題が近々本番で出そうな雰囲気を醸し出しています。
解くならば、早めをオススメしますね。

 

■TOEICテスト 基本例文700選(基本例文700選 制作委員会/アルク)

TOEICに出そうな例文が700個つまった一冊。
例文に繰り返し触れることで、TOEICで使われる表現を自然と吸収していけそうです。

 

■TOEIC TEST 鉄板シーン攻略 文法・語彙(横本勝也著、ヒロ前田監修/The Japan Times) 

こちらも斬新なPart 5,6対策本でしたね。730点目標の方向け。
ストーリー展開とアプリとの連動で、どこまで学習効果が上がるかが楽しみです。

以上です。
ただ、持っているものの未使用のものがありますので、厳密に言うと、
2013年に発売された対策本すべてというわけではありません。(『でる模試 もっと』「TTT」「鉄板」 etc)
追ってレビュー記事とあわせて、ご紹介していきたいと思っています!

来年も引き続きさまざまな対策本が出ることでしょう。
今まで多くの書籍を使用してきた経験を活かして、
皆さんのスコアアップにつながる書籍を見つけるお手伝いをしたいところです。

Part 3,4に特化した問題集なら『新TOEIC TEST パート3・4特急Ⅱ 出る問総仕上げ』

昨日に引き続き、使用した本のレビューです。

パート3・4特急2

昨日ご紹介した『パート1・2特急Ⅱ』とともに、発売された4月末にすぐに使用したのではなく、
6月あたりから1カ月くらい使っていたと記憶しています。

さて、今日の一冊はこれ。

■新TOEIC TEST パート3・4特急Ⅱ 出る問総仕上げ
(神崎正哉、Daniel Warriner著/朝日新聞出版)

前作『新TOEIC TEST パート3・4特急 実力養成ドリル』のレビューを探したのですが、書いていなかった模様です…。
(素晴らしい本だったことだけは、ここに記しておきます。ぼくのPart 3,4の正解率アップに多大なる影響を与えましたから。)

前作同様、Part 3が2セット、Part 4が2セットで合計120問収録されている点は同じです。
ただ、前作とは異なる点がいくつかあるため、簡単に言及しておきます。

★本番のテストに即した実践的演習が可能
前作は
3問(1セット)を解答→穴埋めディクテーション+答え合わせ
だったのですが、
今作は、
30問を解答→答え合わせ
という流れです。
※穴埋めディクテーションはホームページからダウンロードが可能

また、英文自体の長さも異なっています。
前作は、本番より長めだったものに対し、
今作は、本番そっくりの長さにしてあります。

負荷をかけたいか、本番を想定したいかで、
どちらを使用するかが異なってくると思います。

★Part 3,4の先読みについて戦略を練られる
今作の目玉と言っても、過言ではないかもしれません。
苦手とする方の多い「先読み」について、詳細な分析がなされています。
また、
「自分がどれだけ先読みに時間を費やしているのか」
「先読みをするためにはどれだけのスピードで読まなくてはならないのか」
「質問や選択肢を読むタイミングはどこか」
などなど、
自分の解き方を見直すいい機会となるページがあります。

本来であれば、前作で負荷をかけたトレーニングをし、
今作で総仕上げをする、というのが通常の流れかもしれませんが、
あえて今作から解いて、基本をきっちり身につけるのもよいと感じています。

もし『パート3・4特急』を使ってPart 3,4対策を行いたい場合は、
ご自分の目的を明確にされてから購入されることをオススメします!

ちなみに、使用してみての感想ですが、
これら2冊で取り上げられる「話のテーマ」「設問」に似たようなものが、
本番で出ることは確実にあります。さすがのクオリティですね。

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683

★twitter まとめ「英文の暗唱って結局どうやってやるの?」
http://togetter.com/li/370989

★twitter まとめ「英語の音読には2種類ある?」
http://togetter.com/li/511655

★twitterまとめ「「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法」
http://togetter.com/li/566056

★twitterまとめ「「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの」
http://togetter.com/li/567174

手元に残しておきたい5冊のTOEIC対策本

本日書く予定のものがあったのですが、急遽予定を変更してお送りいたします。
予定変更のキッカケは、自分の1つのつぶやきからでした。

そう、TOEIC書籍で本棚がいっぱいになってきまして、整理をしようかなと思ったわけです。
その後、もし整理を極端なところまで、つまり、冊数を最低限に絞ったら、何を選ぶかを考えた結果…。

5冊に絞りきれていませんが(笑)、このような感じかなと。

初代特急シリーズの3冊。
ここまで本番と類似の問題を作成できるのかという驚きが一番の理由。
そして、それらがスコアアップにバッチリ結びついたためです。
自分が900点を突破した要因に間違いなく挙げます。



初めての、本格的な990点対策本。
990点を取るために必要な、ものすごい負荷の掛け方に衝撃を受けたとともに、
「これくらいやってのけてみせる」とハッパをかけられました。

HUMMERさんの手の内を明かした990点対策本。
上のBEYONDに負けず劣らずのドSな一冊。(褒め言葉ですからね。笑)

選んだ書籍は良本だと言い切れる自信があります。
スコアアップ、そして英語力アップに貢献してくれました。

そして、何より愛着があります

上記の書籍以外にもぼくの力を引き上げてくれたものはありますが、
何となく「一生を共にしたい」という気分にはなりません。
著者や装丁、中身のレイアウト、持ち運びやすさなど、いろいろな要因が絡んでいるでしょう。

ただ、残そうとする意図は人によって異なります。
今回の5冊はあくまでporporの主観のかたまりです。
他の方からもご意見をいただきましたが、やはり皆それぞれ。

人に勧められたものを参考にすることはよいと思います。
無数の対策本から良本を選ぶのは大変なことですから。
とは言え、自分で書店などで検討をしてみるステップはお忘れなきよう。
自分に合うかどうか決められるのは自分だけですから

もしよろしければ、この記事のコメント欄で、
皆さんが残したい5冊を教えてください(^^)

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683

★twitter まとめ「英文の暗唱って結局どうやってやるの?」
http://togetter.com/li/370989

★twitter まとめ「英語の音読には2種類ある?」
http://togetter.com/li/511655

★twitterまとめ「「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法」
http://togetter.com/li/566056

★twitterまとめ「「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの」
http://togetter.com/li/567174